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某無線団体の断末魔
前回のカキコをしたとき、そのQSL転送用ステッカーについて調べてみよかと思って検索サイトをほっつき歩いていたら、某無線団体の最近の「会議録」というのが丸見えで読めてしまった。
最初は、セキュリティの設定ミスと違うか読んでえぇのんかオレがと思ったが、どうも敢えて公開し、普く諸国民から意見を募るという道を取ったらしい。徳川幕府の末期に老中・阿部正弘が取った手法を彷彿とさせるw。
この団体の今後の行く末についてはだいぶ前に書いたとおりなので、いまさら言うことはない。ただどうも、議事録等を見ている限り、議論が組織維持についてやたらとあだこだ繰り返すばかりで、その組織自体が公益社団法人→一般社団法人と変質させられる(「させられる」だ、主体的選択ではない)ことの意味について、正面から議論されている様子がないのは、団体の帰趨うんぬんを超えて、アマチュア無線の文化のありようとして、ええのんかいな─────という気がする。というか、だからこそ一般社団法人に「させられる」わけだ。
それにしても、団体の財政建て直しの問題と一般社団法人化(「公益看板の取り上げ」)とゴチャゴチャになっとる人が多すぎるようだが。いま、法制度上は、お前らに公益を語る資格はない、と言われておるのですけど、わかってまつか。
もっとも、それならそれで、では公益社団法人をこれから作ろうと、非当事者であるオレならオレが言い出したりしないのは、また無責任な態度ではある。ちと自戒しておく。
しかしそれにしても、どっちみちカタチだけだったにせよ、今後名実ともに「公益を追求するアマチュア無線家団体」が消滅することは、非会員であろうと、なんらかの影響がいずれ出てくる気がする。たとえば、国際社会での発言力の低下だ。元々あらへんなどと自嘲している場合ではないんちがうんか。 ARRL、RSGB、DARC、WIAを擁する「先進諸国」に比して、ついにおれらはアマチュア無線未開国へと転落する日がついに来たというか元々劣後していたというか。
ところで話はもどるが、公益法人としてのアマチュア無線団体(法人)というのを設立・維持するのに問題となるのは、構成社員がどうたらということよりも、実は財務計画である。公益法人制度改革に言う公益性ある出捐50%というのを維持しつつ組織を維持する方法如何を考えねばならぬ点にある。これは数値目標なので、「国民みんなのためにがんばります」などと定款トカで能書きコイて済む問題ではない。QSLの転送にカネがかかりますなどと言っているうちは、無論もちろんオムロン論外。
こっから先は多少腹案があるが、こんなブログでは到底、グッドアイデアすぎて言えぬw。いや、もうだれか考えついてるのかな。だとすると。しかしその痕跡が。う~む。
ja0hle
2010-10-30 (Sat) 09:25
QRT中ですが、拝見しています。
宜しく お願いします。
電離層代理Jh2dbq
2010-11-01 (Mon) 02:48
どうぞくつろいでいらっしゃってください、ご意見ご苦情(__;)も、なんなりと、hi。