電離層代理Jh2dbqab2zvwi2p国家代表モニタ消防団の『スローなハムにしてくれ』
無論、有料であり、ビューロ会員向けに販売された。国内向けの場合で一枚1円だった。茶色いほうは外国向けの場合で一枚2円。どちらも100枚=1シート単位で売られていた。
というと当時、QSL転送は有料だったのかというとそうではなく、これは非会員向けQSLに貼付したわけだ。このシールの売上によって、非会員向けQSLカードの転送料を捻出していた。なかなか上手いシステムである。
ここで面白いのは、非会員あてQSLカードの転送手数料を、「送る側がもつ」というその発想だ。非会員はあくまでタダで受け取れるわけである。もっとも、郵便の場合は普通はすべて送る側が費用負担をするわけだから、それでいいのかも分からん。つまり当時、JARLビューロは、QSLの送り手の側のコスト削減のために存在したことになろうか。それが結果的に非会員のメリットになっていたわけだけれども、まぁ当時、んなことゴチャゴチャ言うひとはおらへんかった。なにしろもっと昔は、シールなどという無粋なものはなく、会員・非会員区別なく転送を行っていたと聞く。
なお当時、非会員あてのQSLにこのシールを貼付し忘れると、そのQSLは返送されてきた。QSLを廃棄するなどという、人の所有物に手をつけるという犯罪的発想は、まったくなかったわけだ。
そういう返送・再発送の手間を省くため、気前のいい人は、発行するすべてのQSLにこのシールを貼っていたように思う。あるいは単に、一枚ずつ貼るものだと思い込んでいただけだったのかも知れないが。ウチにも当時、この青いシールの貼られたカードが何枚か、転送されてきている。ワシもいっとき、戻ってくるとイヤだなぁと思って全部に貼ったが、それもなかなか面倒だった。
当たり前のことだが、茶色のDX向けシールを貼ったQSLカードが転送されてきたことは、一度もない。
そこでふと不思議に思うのだが、この茶色のシールはいったいなんの為に存在したのであらふ。当時、海外へのQSLはひょっとして有償だった(つまり、全部に貼付する必要があった)のだろうか。
当時の自分は、DX通信ができたというだけでうれしく、きっと全部にイソイソ貼ったのではないかと思う。QSLを発行するということは、誇らしいことだったからなあ。
どうも記憶がはっきりしないのだが、しかしもし当時有料だったとすると、就寝会員とやらが「いまさら有償化するのはおかしい」と騒ぐ根拠は、少なくとも歴史的にはない気もする。まぁこれはどうでもいいことだが。
Fumi 7k1ptt
2010-10-31 (Sun) 10:45
青いステッカーは記憶にありません。
茶色いステッカーは昭和50年(1975年)には海外局宛てのQSLカードに貼っていたと思います。
すなわち当時は海外局宛ては年会費とは別に追加料金を払っていました。
Fumi 7k1ptt
2010-10-31 (Sun) 20:06
JARL経由で受領したQSLカードについて,取り急ぎ,ご参考まで。
SM4CUQ局からのQSLカードにはステッカーが貼ってあります。
交信日は2009年07月06日です。
SM1TDE局からのQSLカードにはステッカーは貼ってありません。
交信日は2009年10月09日です。
Fumi 7k1ptt