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IBP JA2IGYを聞け PART III
このIBPを紹介する最初の記事で、ワシは大きな過ちを犯してしもーた。
『問題はというか重要なのは、IDの後ろに連続する四つのキャリアの電力比。100Wから10dBずつ減っていって、最後は0.1Wだ。』
と書いたんだけど、言うまでもなく本当に重要なのは、同一周波数を聴いていれば世界18地域との伝播状況が分かるというその利便性だ。当たり前じゃσ(^。^)バキ☆\”(^。^)。
なんで電力比云々と書いちまったかというと、実はあのときわしゃ、調布の殿サマとQSOしながら書いておった。これがいかんかったとしか思えぬ。
調布の殿サマはあのとおり、世を統べる深い仁と高い徳を御身にお供えではいらっしゃるが、世間のコマゴマとしたしきたりとなると、てんでワヤでバカ殿であるw。
あんとき殿サマは、近所のJH0某/1とQSOを『成功させ』たと曰っておられっろるるたのだよなぁ。
相互距離1kmだぞ1km。学研おもちゃのトランシーバでQSOしたとお喜びなら、わかる。それを、丸暗記合格とは言え揃いも揃ってアメリカ合衆国アマチュア最高資格保持者が《14MHz》でベアフットながら【フルパワーで】QSOして[59+++だったとお慶び)たぁとほほほほほっほほほじゃあ早晩「Extra=電話級相当」扱いになるぞ。でつい、0.1wattであろうが、100km超であろうが、このように飛んでくるのだと強調してしもうた。たははは(__;)。
さておき、『後続する四つのキャリアの電力比』も興味深いと言えば興味深い。隣接する電力比は10dBだが、隣接する信号同士だとほとんど差はないと言えんこともない。ところが『隣の隣』つまり20dB差で比べると、かなり顕著な差を感じる。100WでkWのパイルをぶち抜くのはそれほどどってこたないが、同じことを10Wでやるとなると、これはなかなかどえらいことだというのが分かる。
だから面白いし価値があるわけだが。
追伸
以上はいちおうダイレクト波だから言えることであって、電離層反射の場合は減衰のメカニズムがじぇんじぇん違う(どう違うかは知らん:IBP聴いて体感してくれ)ので、QRPはもっと大変w。