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TS-930V その2
4月29日に、押入れから取り出してきて埃を払い、スイッチを入れたら煙が上がったKenwood TS-930Vであった。
その後かなりの長時間にわたって通電はして、というかAMラジオばっかり聴き続けて、まぁ別段バクハツしたりはしないことは確認した。がしかし、さすがにいつまででもNHK第一放送ばかりを聴いているわけにもいかん。どげんかせんといかん。
でようやっと昨日、ちと仔細にわたって調べることにした。
送信は可能であった。柔らかい、良い音質である。さすがTS-930。ワシは満足じゃ。
ただ、アンテナ・チューナが働かない。うんともすんとも言わない。
ひょっとしてこのTS-930Vは、アンテナチューナ非搭載だったか(笑)。
記憶がはっきりしないので、これではしょーがないので上蓋を開けてみたのである。
そしたら確かにアンテナ・チューナは、鎮座ましましていた(大笑)。

さて、うんともすんとも言わないとなると、電源供給あたりから疑うしかしょーがねーということになる。
前回、白煙が上がったのは確かに電源まわりからであった。アンテナチューナへの電源供給回路が燃えた、ということになるといきなりスッキリしてよろしい。
さてアンテナチューナ回路部分を取り外す必要があるわけなのだが、そのときふと目に入ったのがバックアップ用電池。
単三電池だったのか。

取説を見ると、この単三電池は1年ぐらいで取り替えて欲しい云々とある。
もう、少なくとも10年は取り替えていないのでわ。
で、取り出してみるとやっぱり液漏れしているものがある。

で、交換。
ほしたらぬぁんと、アンテナチューナが動き始めたのである。
え?ぬぁんで??どういうリクツで???
と思うが、動いたものは動いたので、まぁモンクを言う筋合いではない。
ただ、このアンテナチューナ、めたくそ遅い(;_;)。マニュアルで調整するのとそれほどかわらん。
この程度のものなんだろか。
ちと様子見。
- Date : 2008-06-24 (Tue)
- Category : Rigs