ここのところ毎日連続して、英語をもっと上達せねばとおっしゃるOM諸兄にお会いしまして、んでもってあれこれ考えるところがありまして、ほぃでもって、ワシの考えをもういっぺん書いておこうと思いまする。
ワシは5月16日に次のように書いたとおり(探せんかったのでYahooで検索した・笑)、
英検一級 Frank(W), Rita(W), Peter(GW), Derek(GE), Alan(GE)
英検準一級 F*(PA), An*(SP), JAのトップでこのへん 日本にいる英米人教員でこのへん
英検二級 W/UKの大部分はこのへんとちがうじゃろか
英検準二級 DLの上手い連中がこのへん 割りと理想的な位置どり(笑)
英検三級 JAはほとんどこのへんにいるんとちがうじゃろか あと上手な(UA),釈由美子さんw
英検四級 UAの、話が通じないでもない連中がこのへん
英検五級 伊太利屋西國仏国はほとんどこのへんちゃうじゃろか &こくにー
で、ワシらの英会話力はもう十分な水準に達していて、いまさら上乗せの必要はないという考えだw。 こんなもんはODAと同じだ、もう十分だw。
むしろ、前提として認識しておきたいのは、英会話は上達せねばあかんとか、英会話の上手な人はカッコいいというのは、英会話ギョーカイの陰謀によるものだということ(笑)。英語ギョーカイ人自身がそう言っておる→http://www.realenglish.jp/infotop1/
さらにワシの考えによれば、英会話というのは実は、上達してはあかん。ヘタなほうがよろしい。発音はできるだけ悪く、文法ミスも多ければ多いほどよろしい。マジでつ。
人間は、本業以外についてはヘタクソなほどよろしい。そのほうが社会は円滑だ。
具体例を挙げましょうかね。
デーブ・スペクターとボビー・オロゴンのふたり。
デーブの場合は、テレビでのことだからまだ見過ごすことができるけれども、QSOなどマンツーマンの場であのジョーク?を向けられたりしたら、普通の日本人なら絶対に立腹する。ブラウン管越しでもムカつくw。
あれだけ日本語が喋れるからこそ、かえって知性が疑われる結果となってしまっていて、喋れば喋るほど阿呆が浮き立つわけで、あれなら喋れんほうが絶対にマシ。
対照的にボビーのほうは、これはまた稀有な感性を持つ天才で、おれは実は彼のことをエノケン・ロッパ以来の大タレントだと思ってるんだけれども、とにかく日本人のツボを完全に理解しているとしか思えん。そのツボとはつまり、言葉がヘンであることの優位性。もっともボビーの場合はあまりにクレバーであって、普通は彼のようにはいかん。
結局、外国語がうまければうまいほど、ちょいとしたミスがたいへんな不快感を相手に与えかねないわけで、ならばいっそヘタクソなままのほうがどれだけ救われることか。
今度は逆に、あまりクレバーとは言い難い例を挙げることにする。政治家の場合wだ。
最近の歴代首相の中で、外交上最も相手に威圧感を与えたのは、ぬぁんと国内では全然威圧感のなかった鈴木善幸氏なのだそうだ。なんでかというと、彼は英語を一切解さず、ために会談の席上のべつ不愉快な表情をしていたからなのだという(大笑)。ホントかどうかは知らんw、
昨今、鳩山由紀夫氏を始め、小泉純一郎、中曽根康弘(この人は別格だが)、細川護煕氏ら政治家が国際会議の場でちゃらちゃらと英語で演説したりしたのを見ると、さてどんなもんかねという気がワシはしてならん。竹下氏に至っては、なぜ止める側近がいなかったのか、あるいは何らかの国家的恥辱を与えしめんとする勢力が存在したのかとまで疑われる始末だw。
いずれにせよ、どうせ原稿の読み上げをするぐらいなら、最初っから日本語でやったほうが説得力がある気がおれはする。おれなら絶対そうする。通訳がいる以上、むしろアドリブでやりたい放題やったるw。
ノーベル賞を受賞した益川氏が、記者団から記念講演は英語でやることになっていますよとイジワルを言われ、「ならノーベル賞要らん」と言ったのは実に立派だとわしは思う。
てなわけで、日本語で押し通せる立場にあるなら押し通すべきだと思うし、
=========================================
英語下手?BP会長、会見で「君たち小市民を…」
【ワシントン=黒瀬悦成】英石油大手BPのスバンベリ会長が16日、原油流出事故をめぐりオバマ米大統領と会談後、記者会見し、BPは「君たち小市民(small people)を気にかけている」と述べ、被害住民などから「傲岸不遜(ごうがんふそん)だ」と反発が広がった。
会長は間もなく、「言葉遣いが下手だった。申し訳なく思う」との謝罪声明を発表。会長はスウェーデン出身で英語が母国語でなかったことも「舌禍」を呼んだ可能性もある。
(2010年6月17日18時13分 読売新聞)
=========================================
やむを得ずに英語を喋らんとならん場合でも、なるべくヘタクソなほうが真のコミュニケーションに資するというのがワシの考えでおじゃる。
・・・ぢつは今日、あるOMさまが「 I am sorry. I can't speak English so I'll go QRT.」とめっちゃんこ流暢に話されたのを聞いてつくづく思ったのだけれども、こういうのはいかんと思う。そう言うにはウマすぎて、コミュニケーション拒否の雰囲気が漂いまくる。ホントにヘタならいいんだけど、ウマすぎるんだよなぁ・・・。
日本人には I cannot speak English.という資格はない。じゅうぶんイケてる。
それで、ええねん。
菜ばかり店長
2010-06-17 (Thu) 10:03
外国語を流暢に話す人を日本語であの人は外国語ぺらぺらだというが、アレがいけない。デーブはぺらぺらと軽薄に日本語を話すから実に不愉快だ、駄洒落も最低、外国語をとつとつと考えながら、話すことこそ、あるいはそのような印象を相手に持たせることこそ、ゆかしいことなのだ。 で、これからはほめ言葉としてはもすこしまともなものを使いたい。
彼は外国語が(ぺらぺら)の 変わりに とつとつ、そろそろ、よちよち、とぼとぼ ぽっくりぽっくり、ぼちぼち うーん、いい言葉がないなー
電離層代理Jh2dbq
2010-06-18 (Fri) 02:23
コメンテータとしてアレコレ意見を求められるからしょうがないかもしれないけど、ガイジンとしての「分」を弁えとらんことによるオレらの不快感は、相当なもんだわね。
あんなもんにコメント求めにゃしゃあないとは、テレビ界も終焉でごじゃるな。
テレビなんかデジタルも3Dもクソもあるかい、コンテンツ自体がなくなるでぇという気がせんでもない、申し訳ない(__;)。
「よたよた」ちゅうのはどうですか。
いやあ、英語がヨタヨタしていて素晴らしい。とかσ(^。^)バキ☆\”(^。^)