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QSO Net メインチャンネル無変調事件
QSO Netの14MHz帯のメインチャンネルcalling frequencyを、まぁヒマなときは大体ずっとワッチしている。さらにヒマなときは、応答したりもする。元気のあるときは、自分から酔狂も出したりするわけだ。
で、二日ほど前だったか、そのメインチャンネルで妙に長い時間、無変調電波(?)が発射されていた。数秒単位のキャリア発射は、まま耳にするところであるが、PTT操作の誤り程度は誰にでもあることであって、そう気になるものではない。しかしこの時の無変調は、数分以上続いたので、ちとカンに触ったのは確かである。
カンに触ったのはワシだけではなく、世界中に何人もいたようで、めりけん国の御仁は「二度とそんなことするんじゃねーぞ」とドスの利いた声で意見表明をしておられたし、また英吉利国のお方さまは「no audio!」てな画像を丹念に送っていらっしゃったのであった。お国振りであるなあ。
日本国のワシはどうしたかというと、こうした。
QSO Netの利点のひとつは、電波を出すと、発信元が誰なのか、必ずそのcallsignがパネルに表示される点にある。で、そのcallsignを見ると Q****となっているのであった。「*」と伏字にしたのは、先頭文字しか覚えていないからであって、別段なんらかの配慮をしたわけではない。
さて「Q」で始まるprefixの国って、あったっけ。
そこで、internetで検索して国際符字列分配表を見た。すると、記憶のとおり、そんな国はない。あるいはこのとき見た国際符字列分配表はもはや旧版なのかも知れず、今ひとつ確信が持てないのではあるが、しかしQ符号とのかねあいから言って、Qの文字で始まるprefixが与えられたとは考えにくい。
とすると、これは正規局ではないように思われる。QSO Netは一応、ライセンスの確認をした上で正式メンバーとなる仕組みになっているので、まさかこのように単純にバレる手口では、メンバー登録はなされないであろう。
そこでふと思い出したのが、QSO Net上に存在するビーコン局のcallsignである。これはQで始まるcallsignを持っているが、もともと仮想アマチュア局なのでQSO Net主催者が勝手にIDとしてそれらしいものを表示しているのであろう。
ということは、この「QSO Net メインチャンネル無変調事件」の犯人はQSO Netの主催者か?ということになるが、もうそうだとしか言いようがないのである。
実に不思議なことであった。
・・・というだけでは、この今回の書き込みにはなんの意味もないわけで、実は言いたいのはこの次の話(笑)。
本日6月25日。
Qで始まるコールサインを持つ局をQRZ.comで発見・・・。
QK1LCH () Lookups: 233
Waterway Radio Cruising Club
27 Cheyenne Court
Palm Coast, FL
USA
めちゃ意外である。
さらにはなんでアメリカの局なのか
めちゃ憤怒の念に駆られる。のである。