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そーなんだ、アマチュア無線はなぜ遺伝しないのだっ
QRT中に写真にハマ何年か経ったころ、ヒッジョーに不思議なことに気づいた。
写真の趣味ってのは伝染ルンです。ちがう遺伝ルンです。
こりはですね。写真フォーラムなんかで、ふとした拍子にコレは父のカメラだとかなんとか、そういうふうに触れるひとがたまにいて、それに呼応して、あウチの三脚も父と共有だとかなんとか、んなふうにして、えっおれ呼応でけへんじゃんと、たいへんな寂しさを覚えて、ほぃでもって気づいた。
写真の趣味は親世代の影響を受けたひとが多い。これ確かです。
泣けたのはRYOMAさんの話だったなぁ。
RYOMAさんは還暦過ぎた今まで一度も結婚したことがない。人間嫌いだ。いや人間好きなんだけどジカに会うのはキライだ。小さな時からそうで、よくイジメにあったらしい。それが余計、人間ギライに輪をかけた。
そのRYOMAさんをいつも励まし守ってくれたのが兄ちゃんだったという。その兄ちゃんが二十代で急逝した。
茫然自失のRYOMAさんの周りを、長い時間が風のように通り抜けていった。おお詩だ。
その日もRYOMAさんは、兄ちゃんの部屋でいつものようにぼんやりしていた。
ところがその日は、そこにおいてあった兄ちゃん愛用のNIKONのレンズがじっとRYOMAさんを見つめ、語りかけてきたのだという。
だからボクはいまここでみんなと交流してるんだよ
とRYOMAさんはフォーラムでカキコしたのであったのであった。
これがフィクションならおれは作家になれるんだが、実話なんだよな実は。他にもこういったエッセイ賞取れそうな話はいくらでもあって、いやあもう、写真を趣味にしている連中は、写真以前に人生がアートだったりする。
む。むむ。ポイントはそれかも分からんな。
アマチュア無線家諸兄。きちんと人生をアートしてますかw。そう言えばなんかおれらの趣味生活って即物的すぎる気がせんこともない。
印田光徳
2010-04-24 (Sat) 13:03
「写真」は、遺伝るというのはいい着目です
そして画像がのこっているから、目に触れて反復するから
それは、「写る」し、「のこる、すなわち遺伝る」のである
とおもいます
これは、ま、いいことです
アマチュア無線は、さにあらず、これは致し方なし、すなわち
のこりません、「カード」だけです