631
JH2DBQAB2ZVWI2P 12 山羊山羊山羊山羊山羊・・・
そう言えばムカシ、酔狂誌がいまよりずっと面白かったころ、毎年四月号にはApril Fool記事ってのが載っていた。四月号を手に取るたび、いったい今年はどれがウソ記事やねんwと楽しかったものだった。
ほぃで、ある年のそのApril Foolねたをふと思い出したんだけれども、そのテーマは、八木アンテナのミラー・トンネル効果というやつだった。
2エレメントの山羊がいるとする。Driver と Reflecterの2エレである。でそのReflecterの長さを最適化する。つまりまず、普通の2エレの山羊をつくる。
問題はその次で、もう一本同じ長さのReflecterを、先のものとはDriverをはさんだ反対側に置くのである。Driverを共通にした、向かい合わせの2エレ山羊=都合3エレ山羊である。
そうすると、反射器Aから(いちおう完全に)反射された電波は、こんどは反射器Bで反射され、それが再び反射器Aで反射されることを繰り返して、最終的に、ものすごいシャープな8の字指向性を持ったスーパーアンテナができあがる、という内容であった。ご丁寧なことに、二枚の鏡を合わせて、自分の像が延々と置くまでつながる様子に驚く少女の写真まで載っていたことを覚えている。
おもしろいのは、相当数のOMが実際に騙され、取り組んでみたことだ。うちのローカルにもおったわw。全国じゅうにいたと思う。5エレ山羊ぐらいまでなら取り組んだひともいたんとちがうかなあ。
発想のゆたかな、気持ちにゆとりのあるいい時代だった。
- Date : 2010-02-15 (Mon)
- Category : antenna
Fumi 7k1ptt
2010-02-16 (Tue) 21:20
筒の中ほどに光源を置き,片端に反射率100%の鏡を置き,他端には反射率99%(95%だったかも)の鏡を置いて出来上がり。
光が両端の鏡の間を往復するうちに,位相が重なって強力になった光線は反射率の低いほうの鏡を突き抜けて出てる,と。
アンテナの場合,2つの反射器のうち一方の反射率をわざと下げておくと,同様なことができそうです。
(そもそも2エレの時点で,それは2枚の鏡に対応するのかも)
位相が揃うとしても,指向性がシャープになるかは疑問です。
でもね,アンテナというものは“位相が強めあった方向にビームが出るものだ”というか,わざわざ往復させなくても自ら強めあうのではないか。
(アンテナからの電波と,大地から反射してきた電波が合成されて,位相が強めあった方向へビームが出る様子をイメージして頂いても宜しい)
ところでレーザー発信器では,光源の出力(ランプの消費電力)に対して,出てくるレーザーの出力はかなり小さかったと思います。
でもレーザー光線は位相が揃っているし,レンズで集束できるので,物を昇華させるなど,もとの光源ではできなかったことができるようになるのだと思います。
印田光徳
2010-02-16 (Tue) 23:52
今晩は、この原理というかエネルギーの振る舞いは、なんといっても電離層代理は電離層だけ
の反射をネラっている様子だから、まあ初歩からレクチャして下されたし。
わたしは、反射のことよりも、あのビオサバールの法則をもってアンテナをモノしてやろうと
いまは準備、勉強中でありますわ。135kHz帯にて・・・です