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JH2DBQAB2ZVWI2Pアンテナ 9
ちと経過の報告でっす。
あれから二度ばかりブログ更新をしたんですが、どーもなぁということで、両方、ソッコーで消してもうた。
一度目の趣旨は、拙宅で一度発火、調布で4度発火、またなかなか飛べへんなぁ聞こえへんなぁという事実を踏まえて、SanyoOMとコイルのロス分についていろいろ教えてもらった結果、これ結局あかんちゃうかというネガティブ思考の内容でありんした。
ところが書き込んだ直後に、あれこれ本を読んだり、また1.9MHzの信号聞いたりしているうちに、やっぱどこかに突破口があるような気がしてきた。んで二度目の記事を超ポジティブ思考で書いた。簡単に、ワシ流製作法も書いておいた。
んだけど、どーにもやっぱりおかしく、ワシ流のJH2DBQAB2ZVWI2Pはネタ元EH AntだとかSuper Radの各種記事にあるようには、どうも帯域が取れておりゃせん(これが一番イタイ)し、SWRも落ちぬ(落ちるときもある)。完全に負けとる。やっぱこれはあかんかと。これでは真面目派の先人の迷惑になりかねんと。んで削除。
しかしながらと全ての段落の先頭が逆接の接続詞で展開する本記事であるが(大笑)、今日、JG3IRL中谷OMんちのButter Nutと聞き比べをしたら、こっちのJH2DBQAB2ZVWI2Pが圧勝σ(^。^)。圧勝っちゅうのは、耳Sで20dBぐらいこっちの勝ち♪おっほっほー。
もっとも、中谷OMんちのButter Nutは調整不足ということで、比較対象としてはお互いにおかしいのかも知れんけれども、参考データとしては実にありがたかったっす。感謝>中谷OM。
んで、とりあえずどうも受信だけはイケてるらしいうちのJH2DBQAB2ZVWI2Pの受信信号をお聞かせしませふ。
こちら →
160m 残るテーマは
・耐電力
・広帯域化
・チューニングの簡便化
・安全性
と、アンテナとして必要な要素の、ほぼ全部でござんす(;_;)。
諸兄は諸兄で考えてオリジナルをでっち上げてくれたまえw。たぶん、SuperRadタイプのInduction Radiatingを考えたほうが取り組みやすいと思うし、工夫・大改変の余地も大有りな気がする。アンテナ形式名にcallsignを残す歴史的ちゃ~んす!(爆)。
それにしてもワシは、正統派アマチュア無線家にならなくてよかったとつくづく思う。実験してるとメシ食うのも寝るのも忘れてしまふ…。
追記
JH2DBQAB2ZVWI2Pとリグは3mぐらい離れていて、両者は5mぐらいの同軸ケーブルで接続、アンテナ側とリグ側の二箇所にcommon mode filterを入れてます。
- Date : 2010-02-14 (Sun)
- Category : antenna
Don Gabacho
2010-02-14 (Sun) 21:48
いやあ、驚いた。
自分のEHアンテナで信号が聞こえてきた時以上の感激でした。
ひょっとしてアンテナの切り替え忘れて録音したんじゃないかとやっかんでみたり。
実に面白いテーマを見つけられた。
そのうち制作方法教えてください。
Sanyo
2010-02-14 (Sun) 22:00
ところで、コチトラは、俄かに太陽黒点の上昇で、あわててハイバンドに出ていて実験は何も出来ていないのだが、頭の片隅には、この問題が居座っていて同じように悩んでいる。
どうやら、アンテナ一般には諸悪の根源はコイルだと、そして、インダクタンス成分の足りないアンテナでチューナでそれを補った場合はチューナ内部のコイルが損失の大部分を受け持つので結果、同じようなものになるということがわかった、それからバターナットのポリシーはその問題の多いコイルを使わないで、それを損失が少ないスタブで代替させる設計のようだ。
実は当局も今のオリジナルクワッドの前はバターナットをわざわざ個人輸入して使ってみたのだが、2週間と持たずおろしてしまった。
期待が大きすぎたのかもしれないし、コンディションが悪くて実力を試せなかったかもしれない,また、調整点が多くて手に負えない感じもした。しかしポリシーは正しいような気がするので、先人に学んでしばらくは、いくつかのアイデアをシュミレータ上で試してみたいと考えている。シミュレータの有り難い点は何べん使っても只だし、望みのあるものを見つけてから製作に入れるので、私のような貧乏ハムでも無駄遣いをしないで済むというわけだ。 いつかある日瓢箪からコマで、絶妙なCORスペシャルが出来るかもよ。