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衝撃の Echo-Link
昨日、430MHzをタヌキ・ワッチしていたら、あるOMが、この場合の「OM」とは敬称というよりも、文字通り人生の先輩・・・まぁ有り体に言って還暦すぎのシルバー世代さまなんだが、そのかたが
「いつまでも同じことやってんじゃなくって、あんたらも新しいことにチャレンジしなさい。気に入らなきゃヤメればよろし。なんでもやってみなはれ」
みたいなことをおっしゃってて、そうだよなあと。
ただその内容が新しすぎて、やれwiresだのD-STARだのEcho-Linkだの、さっぱりわからん。悔しすぎる。これはもう、年下世代への果たし状であるとワシは看做した(笑)。還暦過ぎのOMに置いて行かれてはたまらん。
聞いていたところによるとアンド調べたところによると、どうもこれはskypeのアマチュア無線版なのだなということは分かったので、挑戦してみることにした。
昨日、アマチュア無線にはアマチュア無線があったと書いたばかりだ。skypeにはアマチュア無線がないんだよな。そこ(だけ)が不満なワシであった。
打ってつけじゃんσ(^。^;)。
ということで、早速サイトを開いてEcho-Linkのソフトウェアをインストール。アマチュア局ライセンスの認証が要るっつーことだったけど、てきぱきクリア。
理解できるはずの日本語で書かれている総務省・無線局電子申請よりも
理解できんはずの英語で書かれているEcho-Linkでの開局手続きのほうが分かりやすいのはどういうわけだ、またあっと言う間に認証も済む。Echo-Linkの勝ち。日本政府の負け。
で、今日もうEcho-Linkに接続できることになっちゃったんだけど、なじぇだか今日はADSLの速度が出てないのか、Echo backテストをやっても音質がいま二つ。
で、もう知らんわあとにしよと思ってブログPART2を更新していたら、ぬぁんとcallが。
パソコンから「Jh2dbq、Jh2dbq、こちらは・・・」と聞こえてきたときの感動よ♪
skypeでの経験があるせいか、超オドロキではないんだけれども、なんと言うか、有線で無線ができることの、快感でさえあるその不条理さよ(笑)
相手の方に教えていただいたところによれば、同様のシステムでSWL可能なタイプのものもあるらしく、これなどもう完全に「バーチャル電離層」と言えることになる。
アンテナも要らん、リグも要らん、じゃあそれがアマチュア無線かという見方もあるかも知れんが、
それもアマチュア無線であるとワシは断言する。
そういうアマチュア無線があってもいいし、また必要だと思う。
アマチュア有線いうのかも知れんが(笑)。
そのうちだれか、インタネット上のバーチャル電離層を使って私とCWしまへんか(笑)。
いずれ世界から電波が消える日は来るかもしれまへんな。
放送・通信はすべてインタネットによって行われるようになる。
なぜならそのほうが、環境に優しいから。
てなわけにはいかんか、移動体があるもんなぁ。