4460
夏のノイズ対策 Mark V FT-1000mp編(1)

暑すぎて、メインリグIC-756PROのスイッチを入れる気が起きぬ。受信だけで100W消費するたぁ、暑気の沙汰ではない。
で、FT-1000mp Mark Vにご登場いただくことにする。このリグはお利口なことに、受信時の消費電力は38Wだ。
ところが、このMarkVくんはなかなかにノイジーでかなわん。
信号がないとき、756PROは静謐なままなのに、MarkVは常にじゃあじゃあ言うておる、そういう感じだ。
Mark Vがアホかというとそうは言い切れず、なにしろ、756PROはほとんどカンペキにノイズ対策をしてあるのに対し、こっちのMark Vは、対策は皆無に近い。
ほんとうに比較するなら両機の位置まで入れ替えてやるべきなんだが、いまはそれは目的でない。とにかくMark Vの受信状態を改善したい。
そこで、ほとんど放置状態だったMark Vくんにも、ノイズ対策をほどこすことにした。
まずは、電源フィルタ。すでに一発カマしてはあるが、もうひとつ、756PROにだけ入れてある自作フィルタと同一のものをカマすことにする。
構造は、ごらんのとおり、かんたん。

これでノイズレベルは劇的に下がった。ような気がしないでもない程度だった凸。
効果があるのかないのか分からんが、せっかくなので入れておくことにする凸。
ウチの場合は、アンテナが低いので(なにしろ、ラジアルまでは2m凸)、送信時の回り込み対策としての意味もデカい。
転ばぬ先のコモンモードフィルタ。