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High Gain Dipole
JA1COR SanyoOMに、MMANAの使い方を教えていただいたので、ワシは今では第一線の空中線研究家であるσ(^。^;)。
んで、パソコンにあれこれアンテナ実験をさせていると、まぁなんというか次から次へと目ウロコなことがわかる。
たとえばダイポールってのは、アイソトロピックアンテナ比で2.13デシベルのゲインがあるたらどうたらこうたら学習するわけなんだけど、それはあくまで「仮にダイポールが自由空間に存在したら」の話であって、HFくんだりでは《絶対に》そのようにはならんということが明確にわかった。
んじゃどうなるかというと、ゲインは増える。ゲインが増えると聞くとウレシイ♪んだけど、てことは要するに、輻射パターンがぐっちゃぐちゃになるということである。綺麗な8の字なんて、ないないないない。

これはひとつの例なのだが、これだと計算上、メインローブでぬぁんと9dBi近くある。てことは、100W機であっても実効出力でキロワット級になるということである。ただしビーム方向は真上ではある。
だけど真上のなにが悪いw。7MHzの場合、コンディションの最盛期には、どうせ近場にしか電波は飛ばん。ならばコレで行けばスカイ・キングになれること請け合いw。
さてアホ話はおいておいて、実は今日、ウチとこのポールが、自然条件の悪化を検知して自動的にクランク・ダウンした。一週間で二度目である。真相は、折からの小雨で雨水がグラスファイバの隙間にしみこみ、摩擦力を失って滑落したてなところである。そろそろ落ちるかなーと思っていたら、夜中にすとーんと落ちた。
どうせアンテナ調整部分などは、仮留めしかしてなかったので、この際、ビニル被覆を剥きなおしてきちんと半田づけし、さらに1m、高上げすることにした。
たった1mなのに、もともと地上高が低いというのは大したもので、狂信w周波数が200kHzばかり、今度は上方へ振れた。てことは、前回カットしたぶんはカットしなくてよかったのだということになるのだが、てなこと言ってもしょうがないので、付け足すことにした。もはやフランケンシュタインなみに、つぎはぎだらけの逆Vと相成った。
給電点を上げたところで、両端の位置はほとんど変化させていないため、結局、内角が狭まることになる。その影響もあっての、狂信点のズレなのだろうとは思うが、とりあえず、飛びがどうなるのかを見てみたい。
と思ったんだけれども、コンディションが毎日変化しすぎでさっぱりわからん・・・(__;)
- Date : 2009-09-29 (Tue)
- Category : antenna