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アレンジメントのチカラ (NHK SONGS 泉谷しげる)
テレビを灯けたら泉谷しげるさんが出ておられて、それまで別に興味もなかったんだけど、冒頭の「春夏秋冬」にはぶったまげた。
いまや古色蒼然とした、どーでもいい鼻歌みたいなもんだと思っていた(すんまへん(__;)この歌が
↑こんなのは全然ダメダメだ。
NHK SONGSの中で、完全に時代をリードする音楽に変わっていた。攻撃性が蘇り、昭和という時代が平成という時代に天誅を加えているような迫力があった。泉谷しげるというひとは、こういう人だったのかと、初めて知った。
どんなことにも、たとえば無線機だとかDXingだとか、盆栽だとか釣りだとか、
おれにはわかるその価値
ってのが、あるじゃん。お前らには分からんだろうが、オレにはわかるんだよなあ というものは、いくらでもある。
だけどその良さを、わからんひとにも分からせてしまう アレンジのチカラ ってのは、すごいもんだなあ。場合によっては、これはオリジナルを創造するよりも意味がデカい。ということがわかった。誰なのだ、このアレンジャーは。
大竹しのぶ様とのDuetも、ものすごいデキでした。感動した。
いやー。
勉強になった(__;)
NHK SONGSのなかでも、出色の出来栄えだったのではないだろうか。泉谷しげる、すごい。ていうか、番組制作者、えらい。
- Date : 2013-09-23 (Mon)
- Category : う た