電離層代理Jh2dbqab2zvwi2p国家代表モニタ消防団の『スローなハムにしてくれ』
昨夜NHKで、ポアンカレ予想を解決したロシアの数学者、ペレルマンの話を見た。確かコレ、以前にも放送されたような気がするのだが、確か前回は始まって3秒ぐらいで眠りに落ちたような気がする。だからか、なんだか見たような気がせんでもないなぁ…と思って見ていた。
ところが昨夜の場合、なじぇだか分からんけれどもツボにはまってしまい、それは熱エントロピーとか言われるソッチの領域の問題なんじゃないのとか、ホントの中身は全く知らんハンパな知識が脳内を駆け巡るうちに番組は終わってしまったんだけれども(実際にもやはり熱力学がカギとなったらしいのでおろろいたんだが)、その後わんこ散歩に行く途中も、どうも気になって仕方がない。ぼーっとして赤信号の横断歩道を渡り始め、わんこに「おいおい」と呼び戻される始末。ああオレは数学が超苦手で良かった。数学者にでもなったアカツキには、命がいくつあっても足りんであろう。
ところで、わしが最も気になったのは、
『ロケットにロープをつけて宇宙全体をめぐってから
ロケットが地球に戻ってくる。ロープの両端を手繰
り寄せ、ロープを回収することができるのなら、
『宇宙はおおよそ丸い』
といえる』
という、ポアンカレ予想のその独特の言い回しだ。
わしゃポアンカレ予想というコトバは聞いたことがあったがその中身については全く知らんかったので、また調べてみる気はさらさらないので、さらには調べてもわからんであろうので、いちおうNHKが言うとおり、これでポアンカレ予想の全てが言い尽くされているとする。
コピーライティング的に見ると(ばき)、この言い回しはツカミに関してはめちゃくちゃ成功していると言える。平易な日本語であるw。言っている内容は、小学校上級ぐらいなら、まぁ分かる。さらに実に良いことに、謎めいている。
ワシが問題だと思うのは、これではイメージがつかみにくすぎる点にある。例えば途中で土星のワッカにからみつく可能性がどうのこうのと、まぁそういう細かい点はいまは措くが、ま要するに、提言とそこから派生するイメージとの間に挟雑物が多すぎる気がするのである。『おおよそ丸い』というのは、トポロジ上の、まったくシャレた言い回しだとは思うが、ロープ云々がどうにもヘタに思えてしゃあない。そこでワシが考えてやろうと。
で、たとえば出来上がったのが
マングースとコブラを同居させたとして、
必ずいつか戦いが発生するとすれば、そ
こはおよそ平たい。
とか、そんなんばっか(__;)。やはり小学生なみのワシなのであった。
ところで、ペレルマンによると、「おおよそ丸くない」カタチとして8つのパターンが計算上存在するのだという。
8つもあるのか。それがどんなんかを想像してみるだけでも、なかなかポアンカレな話題で、小学生な日々がよみがえるのであ~る。わくわく。