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Author:Jh2dbq
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CQ-101
CQ101
3322

キロワット変更検査 検査項目&「実通」

1 機器の確認無線検査簿

 なにしろ机の上には、該当のエキサイタ&リニアアンプ以外にMarkV FT-1000mp、FT-900、IC-7000、IC-7410、FT-817などゴロゴロと凸。ほかに定電圧電源やらもあるので、そりゃあ

 一体、どれですか

 の質問が出るのもまぁ当然かw。コレと、コレです。と指し示してお答えする。

2 ダミーロードを接続しての、出力確認
 申請にかかる全バンドを確認。これが、こっちの手際の悪さもあって(馴れてないんだもん凸)、非常に手間取るというか、時間がかかった。全部で11バンド。20分ぐらいかかった気がする。
 なお、IC-PW1ってのはウワサどおりパワー計の指示が甘い(大袈裟に振れる)ようで、全バンド1000Wに到達しなかった(--;)。いちおう、指示計で針一本分ぐらいの余裕を見て、つまり990Wぐらいで調整したつもりだったが、全バンドそこまで届かず。もっとも、極端に低い場合でもなければ1KWの免許はなされる。

 使用された電力計は、バードの通過型。25年ばかり前もバードの通過型だったが、新調されたらしく凸新品ピカピカ。きりんさんが、ものすごく丁寧に扱っておられ、これは機械フェチ仲間として、とても好感が持てた。なお、周測(周波数測定)はなし。やって欲しかったのにぃいい凹。

 ところで、わしとしては、いま初めての長時間送信をしておるわけで、四半世紀前にオイルを充填したダミーロードは大丈夫かと、途中でちらと触れてみれば、これがかなりにアッチッチ。油量が足りんらすぃ。
 きりんさんの足元に置いてあったので、すんません、火傷しないように念のため、ダミーロード交換させてくださいと言って予備のと入れ替える。オイル湿式1kWが二個、固体乾式1kWのが一個、固体乾式300Wのが一個と、合計3.3kWぶん有るんだけど、あんまりダミーロード並べてても怪しまれるかも知れんと思いつつ、置いておいて良かったのカモ。

 実のところ、四半世紀前に充填したオイルってのは、大丈夫なのかね凸(--;)。何日か前に、いちおう念のため、フタ開けて目視確認したら、記憶色と違う気がちょっとしたが凸凸凸、まいっかとそのままフタしたのだった。



3 外へ出てアンテナを確認。
 確認つっても見上げての目視。
 「調整はたいへんでしたか」などと、ちと慰労されるσ(^、^)。えぇそりゃあもう(;_;)。

4 シャックに戻り、実通。
 「実通」てなんやねん。ということになるけれども、これは「実際に、通信してみること」だそーです。

 これは、変更検査の日程を打ち合わせる際に連絡を受けていて、つまり、「実際に通信してみていただきたいので、できればお知り合いのかたと打ち合わせて、相手局になっていただけるとよろしいかと。無理にでも、というわけではありませんが。」と、なにやら遠慮がちな指示ではあった。

 でっ。
 そりゃあまぁ確かに、突然QSOせぇと言われても困るわなあ、じゃあ誰か、青梅OMか近所のOMか。さてどうしたもんかと悩むが、ハッキリ言って、自分が頼まれたら超イヤなので、もうぶっつけその場でQSO相手を探すつもりでいた。

 さて、その「実際に通信をしてみてください」という段取りと相成りました。気分としてはどっからでもかかってこいなんだけど、ここんところ数日、この時間帯のコンディションがあまりよくない。CWでもいいですか、とお訊きすると、なんでもOKということだったので、7MHzCWでJCC/湯煙ペディの局をお呼びする。
 かんたんに応答してもらって、599 TU で、一分で終了凸。

 なお、ウェブで諸先輩の体験記を拝見すると、50MHzでキロワットを申請する際に、その事由として「海外QSOに必要」と書いたひとが

 あなたは海外とQSOするために50MHzで1kW必要とのことでした。じゃあやってみてください

と言われたと凸(--メ)。できるかぁボケぇ、できんから1kw要るんじゃあああとオレならキレるところだけれども、このOMの場合、ムダとは知りつつワッチしてみたら、ちょうどVKが開けていたと凸凸凸。人徳でしょうか。

 私の場合は、「どのバンドのどのモードでも」ということだったので、7MHz/CWを選択したんだけれども、(いちおう10MHzもワッチしたけど、適切な信号は聞こえなかった)、「50MHzで」「1kW出して」「海外とヤレ」という指示ってのは、相当の無理があるわなあ。


5 以上。
 ・・・以上、だ。つまりTVIチェック、なし。人徳でしょうか、バキ。
 これはワシんちのロケーションの特殊事情(要するに、近隣ゼロ凸)によるとは思うが、もうひとつは、部屋の隅のテレビはずっとつけっ放しだったので、これを検査官のかたは見ておられたのかも知れない。 キアイを入れて対策したラジオについても、確認はありませんでした。ラジオは新しいのを買ったのにぃw。


追記
忘れていた。平沢議員の「検査開始宣言」と前後して、書類の確認というのがあった。
最初に確認されたのは、変更許可書。従事者免許証、無線局免許状。
これは、検査対象無線局であることを確認するためである。のだろう。


追記2
なお、「無線局検査簿」ってのは要らんのだなあ。A4に印字したものを持っていらっしゃって、ソレを検査簿ページとして保存する方式らしい。せっかく表紙の黄ばんだやつを用意してあったのに、残念。これにハンコ押して欲しかったwww。


追記3
この無線局検査簿、JARL発行のもので、定価50円とあるwww。昭和45年ごろのもの♪
当時は、電話級であろうとこれを備え置く必要があり、ログ帳とともに買ったのだった。
実際にコレに記入されたのは、500W変更検査を受ける15年ばかり後。
そしてその一ページ目が埋まっただけで、あとは用無しとなった。いまは方式が変わった。
A4サイズの変更検査合格証を渡され、これを綴りこんでいく方式となった。


持ってるひと、多いのでわ。

追記4
各バンドの出力測定に思ったより時間がかかったのは、いちいちのバンドで終段の電流、電圧を読み取り、「事前点検表」を確認する作業があったからなんだが、

だったらモトモト「事前点検表」なんて要らんちがうかという気がする。このとき作ればえぇやんけ。

とはいえ、作ってなければ電流計・電圧計の切り替え法がわからんかったかも知れん凸。Power/SWR/IP/VCのメータ切り替えでてんやわんやでござった。
なお、リニアアンプについては、わしより総通さまのほうが詳しい凸。

無線検査簿


  • Date : 2013-06-25 (Tue)
  • Category : 局免許
7

Comment

  1. Fumi 7k1ptt

    Fumi 7k1ptt

    2013-06-30 (Sun) 20:44

    こんばんは~。
    アマチュア無線局の場合「実通」って違法行為ではないかと感じています。

    理由1 個人的な興味によって無線通信を行うために開設する無線局である。
       第三者から強要されて無線通信を行うことはアマチュア無線局の開設の趣旨に反する。

    理由2 実通の時点において,まだ検査に合格していない。
       実通は試験電波の発射ではなく交信である。
       検査官の権限を越えた指図と思われる。
       認定業者による指図であれば,なおのことである。

    試験電波の発射を指示して,その電波を総合通信局にて受信する(交信はしない)ことにしては如何?
    あるいは,いったん合格させてから実通を行い,そこで空中線の代わりにダミーロードが接続されていた等のごまかし行為が認められたら「合格取り消し(および2年間の開設禁止等)」としては如何?
  2. Jh2dbq

    Jh2dbq

    2013-07-01 (Mon) 00:15

    広義の強制も狭義の強制もありまっしぇんでっしぇ。
    「関与」はあります凸。

    さておき、この変更工事許可→変更検査合格の間の期間は、法的にはグレーというか、詳細の規定はありまへんわな。
    免許人の良識でもって、これまではウマいことやってこれていた。と思う。

    放送局なんてのは、どうなんだろう、試験期間中に試験的に番組を放送することもあるのではと思うんですけど、どうなのか。
    「通常通りやってみないとわからんこと」って、けっこうある気がするのですが。

    ま、いずれにせよ、もっとデカい問題を議論しましょーぜー(笑)。

  3. Fumi 7k1ptt

    Fumi 7k1ptt

    2013-07-01 (Mon) 23:06

    もう1つだけ関連してご相談させて下さいませ。

    変更申請が許可されたら,その申請にかかる設備を用いて「交信」を行うことは許されるでしょうか?

    私が法令を読む中では,特に交信を禁止していないように思います。
    (なお,これは試験電波ではないので,試験電波発射届は不要と思います。)
    (また試験電波ではないので EX DE 7K1PTT 1分間聴取 VVV の送信には該当しないと考えます。)

    無線局指定変更・変更許可通知書って,ぱっと見,新しい無線局免許状のように見えます(よね?)。
    しかも別紙(1)には
    「52MHz帯で500Wを超える空中線電力の使用は(中略)外国のアマチュア局との通信を行うものであって(後略)」
    と書かれています。
    いいかえると「通信(交信)してもいいよ」と記載されております。

    しかし,これはアマチュア局における慣習かなと思うのですが,変更検査に合格して新しい無線局免許状を受け取るまでは「試験電波しか送信してないけない」と考える人が多いように感じています。
  4. Jh2dbq

    Jh2dbq

    2013-07-01 (Mon) 23:35

    「相談」しましょう(笑)。
    おもいっきり グレイゾーン の話ですよね。

    ぶっちゃけ、私は前回変更検査のときは、リニアアンプでは試験電波の発射のみ、でしたが、今回は何度か、交信しました。
    交信中では「変更工事中の試験電波です」と表示しました。
    電力は、ベース免許の200ワット以下であるようにしていましたが、SSBの場合はなんとも言えんわなあw。

    なんでこうしたかというと、
    「出してみないと分からん」というのがあります。
    試験電波を出せばいいだろうとも言えますが、交信してレポートをもらったりしたほうが効率が良いのは確か。手応えってのも重要なわけです。
    なのである程度の交信はできると考えるべきです。

    ただ、このあたりも野放図にやっちまうと、免許制度の趣旨が没却されることとなります。

    いまのところ、総通は「問題視しない」というタイドでいると思いますが、
    これを「野放し」だととらえ、横着するアマチュアが増えれば必ず規制に乗り出すと思われます。
    というか、ならば規制するべきだわね。

    てなわけで、現状ではアマチュアの良識に任され、そしてアマチュアは良識をもって節度を守ってやっておるということだろうと思います。

    総通としては、オーバーパワーも蔓延するなかで
    きちんと免許申請してくるアマチュアは大切にしたいはず。

    合法局は、大切にされる存在であることを誇りに思い、運用いたしませふ。

    といったところかと。




    追記
    ちょいと誤解を受けるといかんので、追記します。

    変更工事中は、
    「機器の試験を主たる目的として」
    「そのことを表示して」
    おこなう交信は、許されると思います。

    放送局であれば、「試験中」と表示しつつドラマを放送するなどは許されると思います。

    アマチュアの場合、「あろー、わんつー。試験電波の発射中だす」とやってて「レポート送りましょうか」と言われたとき、返事せんわけにはいかんだろうと、まぁそういう常識からの発想です。

    なので、まだ正式免許前であることを秘してばんばん交信するなどということは、許されんでしょうね。


    いま思い出したのですが、どっかで
    「正式免許までは、交信は許されません」という文章を見た気がします。

    しかし先に見たように、試験電波発射の延長線上に位置する交信、というものは必然的にある。
    また、アマチュアの場合は、放送局のように一方的な電波の発射ではなく、「交信」をする無線局であることからすると、一定の交信は許されんと「試験」にならん。
    そう思います。

    総通の見解を求めるなら、相当仔細に問いかける必要があるでしょうね。
    簡単に「いい?」と訊けば「だめ」となるでしょう。

  5. Jh2dbq

    Jh2dbq

    2013-07-01 (Mon) 23:47

    21MHz以上の場合、とくにバンドがクローズドなときは、どこでナニしようと勝手なのでw
    飽きるまで
    VVV de JH2DBQ Examining どうたらこうたら・・・
    と延々とやってましたが、
    14MHz以下だとこれは思いっきりメイワクですわな。
    なので CQを出すカタチをとる ふうを装って
    TVIチェックをするなどをだいぶやりました。
    むろん、呼ばれたら

     いやぁ、変更検査を前にして試験中でしてポリポリ

    てなことを言いました。5~6回でしたが、
    みなさん、好意的にレポートをくれました。
    良い結果が出るといいですね とか
    KWでの交信を楽しみにしています とか言われ、

     ぐぁんばりまっす

    と応えたりしました。
    けっこうなmotivationになりました。
  6. Jh2dbq

    Jh2dbq

    2013-07-01 (Mon) 23:59

    ところでちょいと気になりますので、またまた追記ですが、

    変更工事も、追加的変更、交換的変更、撤去的変更などイロイロあるので一概に言えませんが、どっちにしろ、変更工事が完了するまでは従前の免許状は生きています。
    なので、通常の交信をしようと思うなら、従前の免許にかかる機器を使ってヤレということになるでしょう。

    したがって、変更工事による追加部分を用いた電波の発射は、試験電波に限られると思います。
    問題は、そこにいう試験電波とは VVV・・・に限られるかということになると思います。
    ここがグレイです。

    電波法に根拠がない以上、ダメと解釈するのも可能でしょうが、それでは事実上の必要性を満たさない解釈だとワシは考えます。

    くどいですが、
    試験電波であることを表示し、試験を主たる目的として出す電波ば認めんといかんと思う、というわけです。

  7. Fumi 7k1ptt

    Fumi 7k1ptt

    2013-07-04 (Thu) 20:53

    こんばんは。
    丁寧に説明して頂いて大変ありがとうございます。

    アマチュア無線の振興がひいては科学技術の向上に資するところ大,という本来の目的に水を差すことのなきよう行政側においては「法令の杓子定規な適用はときに不都合/不合理な面もある」ことから柔軟な解釈&親切な対応がなされており,ではアマチュア無線局においては良識を持って機器の調整を行おうぜ~,というところかと思いました。

    (TSS株式会社保証事業部には,行政の対応を見習って頂けたらと思いました。)

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