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アマチュア有線家の繁殖
VoIPは好きだが、VoIPをやっていて、たまに
イラッ
とすることに、「VoIPをやっていればそれでアマチュア無線の用は足りる」と考えているツラ汚しが多いことがある。
おれもいっとき、そういう傾向があったので大いに反省するのだが、それは少なくともアマチュア「無線」ではない、というところはしっかりと認識しておいてもらいたいもんである。
「無線」という言葉にはなぁ。「革新的」という意味がこめられているのだよ。
時代を切り拓いていこうという意思がこめられているのが「無線」だ。「無線」というのは「拘束されるものが無い」という意味でもあったのだ。
昭和30年代。高度経済成長真っ盛りのあの頃。日本の家庭も電化が進み、街のあちこちには家電店というのがあった。
そこに誇らしげに掲げられていたのが「イトームセン」(実在する)などの「●●ムセン」というやつだ。これは新しい匂いがしたもんだ。
新しい匂いというのは、たとえば「二十四の瞳」たら「青い山脈」たらの戦後映画の中で、若い女性がさっそうと自転車に乗って駆けたシーン、あれなんだよ。
新しい時代が始まるんだという、希望を描いていた。ムセンという、あえてカタカナにした趣旨はソレだ。
そこを思い出せちうねん。
それを、あっちゃこっちゃに線ひっぱって、手前で自縄自縛になりやがって、ドア砲どもが、少しは原点を見つめれちうんだ凸。
ばかやろー、この有線家どもがぁああ。