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インタフェアと闘う (3) BCI編 ぬぁんと犯人は! その2

もうちと詳しく書いておきます。
BCIのチェックをしていたのは、写真のような状況。白いのがラジオ。その後ろの、オレンジ色のパイロットランプが点灯しているのが電源。ただし問題が発生したのはこの電源ではない。この写真は、電源を置き換えたあとで撮ったものです。
リグのさらに右側にはリニアアンプが置いてあって、通常は、リニアを駆動するかどうかは別として、リニアアンプ上のSWR計を監視することが多い。そういう配置だ。
で、このラジオをオンにして、CWで試験電波を発射しながらTuning dialをまわしたりしていたわけでおます。で、CWの信号に応じて
じゃーじゃじゃっじゃ じゃじゃーじゃーじゃー じゃじゃじゃじゃ
と混入したりしておったわけだ。わしゃてっきり、基本波の誘導によるものと思い込んでいた。ラジオをリグから遠ざければ、混入は減るんだも~ん。誘導原因はリグでないとしても、アンテナ・ラジアルの先端がちょうど直上にある。
てっきり電波が原因だと思うじゃねーかー。
で、まぁ試しに、出力をどんどんしぼっていき、仕舞いには出力ゼロにしても送信状態にするだけでノイズが混入すると知り、これは電波とちゃいまんがなと気づいた次第だ。なにしろ電波は出ておらん凸。アホでも気づく凸。
写真のはicom社純正の電源だが、問題がおきたのはThird Party製のスイッチング電源だ。長いこと気づかなかったのは、このスイッチング電源は受信時程度の負荷では全く問題が発生しないからだ。
ところが、送信状態にするだけでも、つまり無信号でも送信部に多少電流が流れることとなる。その追加の負荷ぶんに耐え切れずにノイズを出し始めるというわけだ。
送信負荷に応じて電源がノイズを発するので、ラジオを聞いてるだけだと送信波の混入と区別しにくい。ベテランなら音調でわかるのだろうが、わしはスイッチング電源のノイズを聞いたのは初めてなんだよ凸。
電源を入れ替えるしかないので、昨日はそのままダウンして、今日おもむろに、しまってあったicom電源を持ちだしてみたというわけだ。最初からそれを使えばえーじゃねーかということになるが、ところがこのicom電源、やや旧型に属し、電源容量がちと不足する。なのでこれまでお蔵入りにしていた。
入れ替えてみたところ、ノイズは消滅。 そして、ここが本来の目的以上に重要かも知れぬことなのだが、確かにPhoneでの送信音質が向上した。かなりに劇的に向上した。
なんでか言うと、実はいま写真の中のラジオのあるこの位置、普段はここにマイクとBehringerを置いているからなのじゃ(--;)。影響を受けんわけがない。
試しにTransmitってみたら、確かに音質明瞭すっきりはきはき柔らか仕上げで私の美声にぴったり合うw。
それにしても今までそんなタコな電源使っていたのかおれは。
というか、もうちょっと離して使えば問題なかったのだろうけれども。
それにしてもなあ。
電源って大事だなあ。
- Date : 2013-05-29 (Wed)
- Category : antenna
アンカバ
2013-05-30 (Thu) 09:03