さて現時点での各党ゲートインの様子を見ると
最右翼 維新
保守 自民
中道 民主
市民派 未来
左巻き その他
てなところかと思われる。
今日、某政治評論家が
「維新が自民を、未来が民主を食い合う図」
と評していたが、ワシはあんまりそうは思わんなぁ。とくに前者の図式がおかしい。
これまでのところ、自民が最右翼に位置するイメージだったと思うんだけど、維新が右側に位置してくれたおかげで自民は自然と真ん中寄りにゲートインすることになった。
これで、「自民はなぁ」と思っていた浮動票層は、自民へ投じ易くなった。自民に投じても、罪悪感を感じることがなくなった。
なので、自民の得票は当初より増えるとおれは思う。自公は連立内閣を組むであろう。そもそも株式市場がそう判断している。暫くの間、緩慢に金融緩和が進み、ある日突然ハイパーインフレとなる凸。ハイパーインフレも、国の債務を一気に減らす良策である凸。
また、維新の獲得議席を20程度と見るヒョーロンカもいた。そこまで減るかと思うが、減るかもわからん。あそこは今、四分五裂中だもんなぁ。
だいたいそもそも、消費税10%化を前提として、そーゆーことは民主にやらせといて、増税分は地方自治体に持っていくってぇのは
新地のぼったくりバーより悪質
じゃないかとオレじゃなくても思うと思うが凸。コスすぎる。
で、そこまで減った場合は完全敗北であり、国政は安定するかもわからんが、関西がぐっちゃぐちゃになるであろう。
わしは40議席ぐらいは獲ると思うがなぁ。もっとも、民主より少なければ敗北と言える。
つまり、敗北する。
民主は未来が左側のゲートに入ったので、自ずと中道寄りとなり、早ぇ話が自民との区別が不鮮明になってきた。選挙後は自公民の三党連立もありえるだろう。その場合、
「選挙で負けて初めて見えてくるものがあるのです」
と、党首が言うであろう。
さて民主が自公民グループを形成するとなると、民主の左派はこの時点で全部、未来へ合流することになる。この時点でまだ安定多数に届かないが、猛烈な切り崩しによって維新と未来の一部が瓦解し、ようやっと安定多数の265。未来は約180。
こうなってくると、残りはどうなるかが興味深い凸。残り25議席を社民・維新・共産その他で取り合うので、維新は来年のいまごろは4~5人しかおらんかも知れんね。
ところで未来・嘉田が「こども手当ては増額、ただしバウチャー」つっとったが、これに民主・安住が「財源の確保をきちんとしないと、おれらの二の舞になるぞ」と、実に誠実なメッセージを送っておって、おぉ安住っていいやつだなぁと思ったが、(バウチャーというのは、こどもグッズ専用商品券みたいなもんです)、バウチャーをやると教育は長期的には死ぬとおれは思う。バウチャーの発想は、市民派の皮をかぶった左巻きの発想。
維新はこのあたりを突くと、維新の良さが出てくると思うのだが。まぁ今は思考力を失ってるみたいだし凸。
追記1
この前、テレビで
立ち上がれ→太陽→維新
と、三回選挙ポスターを作った新人候補の様子を報じていたwww。
もう、●●党とでもして穴埋め式にするしかないんでね?
追記2
維新は新人立候補者それぞれに700万円を党に持ってくるように指示したという報道を見た。高額だとおもわれるムキもあろうが、選挙供託金600万円(比例区にも出る場合)+広報費100万円 だそうで、供託金のほうはいずれ戻ってくるわけだから(戻らんかも知れんが)、現行制度上は、まぁしょうがないんじゃないのという気がする。
他の党から立候補してもそれは変わらんし、広報費100万円というのは、まだ安いほうじゃないのかなぁ。
ポスター1枚1000円として、1000枚分を負担したらそれで100万。事務所費だ選挙カーのレンタルだ、電話だハガキだなど、考えるのもアホらしい。
そうだとしても700万円は700万円。「はいそうですか」と払える財力と無鉄砲な性格の持ち主でないと、立候補はでけへんちうこっちゃわね。日本では。
フランスだったかでは、国政選挙でも2万円かそこらの供託金(?)だそうで、これでさえ、「廃止せぇ」という意見が根強いと聞く。
議員定数どうたらこうたらの議論も結構だが、このあたりにも手をつけないと、政治はよくなっていかんのじゃないですかね、とワシは思う。
こんなんじゃ、宗教団体ぐらいしか大量に候補者は立てれん。
都知事選も、立候補者が少なすぎる。先進国の首都の首長選で立候補者が一桁だというのは、この国はどっかおかしい。