2897
選挙後勢力図をアバウトに占う

最大勢力となるのは、自民党。比較第一党となるが、公明と組んでも過半数には達しない。
自民180
公明40
維新80
民主5
その他100
と見る。合計480に達しないという超アバウト予測である。
自民は安倍の言う「強い日本」が選挙民ウケしない。前回の「美しい国づくり」と同様で、どうせ二世ボンボンの言うのはこういった抽象的なことばかりで現実感がなく、スカンを食らうであろう。
維新はネット右翼を中心に一定の人気を集めるだろうが、日本人の常識感に合わないので得票は意外にも伸びない。だいたいそもそも「競争が重要」というハシモトの主張は、弱者への配慮に欠けすぎ。スタートラインに立てない国民が大量に生まれつつある今、「競争の前提となる機会均等の創出」に具体案を出さない限り、世論は振り向かない。
ただ、以上の2つの勢力は、中共が尖閣諸島周辺を走り回って日本の海保と一悶着でも起こしてくれれば、一気に伸びる可能性はある。
民主は論外のクズである。ブタが「未来を」と吠えているが、政権政党には「過去の採点」が行われるべきだというのは、おんどれらが前回言うておったことだ。ぬぁにが未来だこのクソ利権政党。
その他大勢は、結集すれば化ける。これはおれが前から言うておるとおり(今日、「国際弁護士」という架空の資格を名乗る某元裁判官も言うておったが、そのとおりで)「地方分権」で大同団結できるかにかかっている。
デキんであろう。バカだから。バカは離合集散を繰り返す。なのであんまり見込みはない。腹の座り方がネジれている。
結論
ぜんぜんわからん凸。挑戦がミサイルぶっ放したり、あるいは逆に拉致被害者が帰国したりすると情勢はコロッと変わる。
そういう意味では、この選挙は危険過ぎる。
ところでワシは、小泉支持者だったことを今は深く後悔している。郵政民営化はやるべきではなかった。
利権の根絶というテーマはわからんでもないが、道路でもなんでもそうだが、こういった、血税にたかるウンコどもは、利権を根絶しようがなんだろうが、きちんと生き延びる。
道路建設なんかとくにそうだが、ホントウの意味で潰されたのは、末端労働者たちである。「利権」というのも、ただ排除すればそれでいいかというと、ぜんぜんそんなことはなく、本来、政党な利益として行き渡るべきだった人々が枯死してしまうだけだった。
利権根絶は、根本を断って行うようなやり方ではダメだ。もっと頭を使わんといかん。
「コンクリートから人へ」のテーマで潤ったのは、だれなんだ?