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カメラは病気

カメラは病気だ。一度罹患すると、根本的治癒は無理で、折にふれて発症する凸。
発症した凸凸凸。
今日は午後に発作が起こり、近所の中古カメラ屋へ出かけて行き、ジャンクレンズを仕入れてきた。分解して遊ぼうというわけだ。
ところがヤッパ、精密ドライバ程度ではどうにもならん。カニ足レンチだのなんだのが要るという。しょうがないので、あとは延期だ。
すぃかし、このコーフンはどうしてくれる凸。
そこで目に留まったのが、前に買い込んで放置してあった、学研「大人の科学」のフロクの、プラモカメラw。組み立てて、印画紙にピンホールで画像を結ぼうというヤツだ。今の気分にぴったりだwww。
ところが、組み立てて試しにシャッタを切ったら、そのショックで一発でバラバラ(;_;)。しょうがないので、ボンドでべたべたに固め、いま乾燥待ち。
乾くのに一晩かかるだろうから、明日、このコーフンが持続していることを祈るしかない。
ところで、ピンホールカメラは以前にデジ一眼でやってみたことがある。デジタルなので何枚でも取れるというメリットがあって、費用はまったくかからなかったのだが、結局うまくいかなかった。
ボディキャップの真ん中に穴を一発空ければOKなんだけど、「真ん中」が出せんのと「真円の穴」が空かない。
都合、画像がめちゃくちゃ歪む。
それにそもそもピンホール。F値がデカすぎて、ファインダ覗いてもなにも見えぬ凸。
ワシとしてはだいぶ根気よくやったんだけど、突然
それがどうした
という気がして、ヤメてしまった。科学心とゲージツ心とのバランスを取りつつ取り組むのは、なかなかむちかしいのであった凸
昔の人はエライ。あんな機材でワシより遥かに上手な、いやいやワシばかりか現代カメラマンの誰をも凌ぐような写真を数多、後世に遺した。
才能のある人ってのは、道具を選ばないのだなあ。・・・だからおれは道具にこだわるんだよなぁ(__;)