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IC-756proのNotch Filter

さて、秋分の日に衣替えならぬ「リグ替え」をし、IC-756PROを真ん中に据え直した。IC-756PROは発熱量のデカいリグで、とてもじゃないが夏場に使う気にはなれん。
春はあけぼの、夏は八重洲だ。
でもって、ここ数日でニ機種を使ってみた次第でおじゃるが、まったくもって、違うリグだなぁ。とくに混信除去機能。Phoneで使っている限りほとんど気にならないけど、PSKだと、もう全然ちがう。
ぶっちゃけ言って
FT-1000mpMark-VのWidth/Shiftは、IC-756PROのPBTよりずっと優れている。
一方、Notch Filterに関しては、前者は後者の足元にも及ばない。
というわけで、一長一短だ。
てなわけで、756PROの場合は、Notch Filterを使うのが有効である。

これはいま、ヨーロッパの信号を追っかけていたところへチュコクの信号が割り込んで来たところ。バンドじゅう、ワヤである。
もっとも、向こう様にしてみりゃ小日本が出て行きゃ、同様の状態になると思われるから、お互い様ではある。

そこで、Notch を On にすると、チュコクは完全に消え去る。
別にチュコクでなくても、VKでもW/Kでも消え去るがw、現実に問題となるのは常にチュコクであるのは、地政学上の問題であろう。
いずれにしろ、完全に息の音を止めてくれるので、頼もしい。
FT-1000mp Mark-VのNotchは、ここまでスパっとした切れ味はなく、ぬま~あとしている。
が、Mark-VのWidth/Shiftの効きは強烈だ。
てなわけで、リグによってずいぶん性格が違うもんだなあと改めて思った次第だ。