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音質。
最初ワシは、VOIP通信ではヘッドセットを使っておった。これが断線し、困っておったところ、押入れからこんなスピーカが出てきて、

おおこれはまたアンプ内蔵で便利じゃなぁと喜んで使ったのであった。写真には写っておらんけれども、左右揃ってのステレオスピーカである。
ところがまた、これが壊れた(--;)。壊れたのはアンプを内蔵しておらんほうである。スピーカが壊れるなんてのは初めての経験で、実は異常が起きた最初のうち、えらい最近、歪んだ音の局が増えたなぁと思っていた。大音量の局の場合、歪むのである。アタリマエなので気づかなかった。それが次第に、小音量の局の場合でも歪むようになり、いくらなんでもこれはおかしいということで交換。ばっちりうまく行った。
壊れた原因はたぶん二つあって、ひとつは、内蔵アンプの音作りが、それはこの手のアンプにはよくあることなんだろうけれども、いわゆる「どんしゃり」であること。スピーカの特性が悪いもんだから、高低音を無理に協調してソレらしく聴かせようという意図なのだと思う。
もうひとつは、滅茶苦茶なオーディオ信号を出している局が多いこと。とくに、ヘッドセット使用でマイクが近すぎて、吐く息の音が(ポップ音というのかぃな)が超低域の衝撃音となってスピーカをがんがん叩く。んな感じでスピーカが白旗を上げたのだと思う。
別に、残ったスピーカ単独で聴いてもいいのだが、たまには音楽などを聴いたりするこのごろではあるので、ぜひともステレオにしておきたい。と思ってふと見たら、直ぐ横に、リグ用のスピーカが置いてあった。ははは灯台下暗し。でさっそく繋いでみたら、これが素晴らしいのなんのって、さすが一応オーディオ用スピーカ。

聞こえ方ががらっと変化し、信号源はモノラルであろうに(そりゃそうだわなぁ)、聞こえてくる音に物凄い立体感が生まれた。
VoIP上のアマチュア無線での交信に関しては、独断と偏見ではあるが、音質はキモである。なんでかというと、個人レベルで向上を図れるのは、音質以外にはみつからんからなんだけれども、さてこれで、よりよく各局の信号を聞き分けることができるようになったw。残る問題は、自分の送信音であるが、モニタもできんことゆえどうしょうもなく、Youtubeへ出かけてただただ懐メロに耳を傾ける私であった。
それにしてもYoutube、音悪すぎw。