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OK, back to you !
だいぶ前に、英語QSOについて行けんようになったらいつでも『妻が呼んでいます。』と言ってズラかればヨイという話をした。
これは半分がたギャグのつもりであったのだが、実際のQSONetの交信を聴いていると、この『妻が。』というのはそこらじゅうで使われているようであり、てぇことはギャグとしての新規性に今ひとつ欠けたキライがあることがその後、分かった。
新規性のないギャグはギャグではない。これはいかん。ちっ。スベった。
そこで何ぞ編み出さねばいかんというのが自らに課したノルマであったのだが、昨日ひとつ、作ったのでその内容を話すw。
比国の某局と話していたときのことである。Salである。
もうほとんど毎日のようにQSOしているので、コッチも次第にタイドがデカくなってきた今日この頃である。英語なんか、もうどーでもヨイ気になってきていて、ブンポーも発音もぐちゃぐちゃな今日この頃である。
で、昨日も喋っている途中で混乱してきた。なにしろコッチは一旦、日本語を英語に変換して、さらに喋るという作業をしながらもさらに日本語で次の内容を探しているという、ものすごいアクロバチックなことをやっているわけだ。CPU三つ分。アタマの中には同一内容が数回行き来するわけで、いま喋っていることが、どのセンテンスのどの部分に該当するものなのか、ワケが分からんようになることがままままままま、ある。
ましてこの時、環境がどうのという日本語オンリーでも分からんような話題をやっておったもんだから、ついにどーにもならんようになった。収拾をつけるのがメンドウになったワシにこのとき、突然、良いアイデアが浮かんだのである(電球マーク)。そうだ、こう言えばいいのだ。
『 OK, back to you ! 』
いっや~、これにはSalは驚いたらしいなぁあ。一所懸命、おれのへったくそな英語を聞いて理解しようとしていたら、突然マイクを振られたんだもんなあ。パニクったであらふ。心の底から同情するわw。
『は、話、終わってないんじゃね?』とSalは言ったが、なぁに、マイクはそっちだ。そっちでナニか喋れ。あとは任せたW。
もっともこんなのは、聖人Salに向けてだからこそできるわけで、Salだからこそなんとかしてくれるわけで、まぁコッチの甘えだと言えば甘えだけれども、ま、しょうがねーわな。そっちにとってはただのヒマつぶしQSOだろうが、コッチにとっては右往左往のQSOなのだ。