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名古屋の大統領・河村氏の再選について

テレビ報道その他を見ておると
『同時に行われた県知事選挙で自民系の大村氏が圧倒的支持を得て当選し、河村・大村のムラムラコンビが誕生したことは、民主政権に対する痛烈な批判であり、菅政権は今後の政局に極めて困難な・・・』
などとド阿呆なことを報じているので、ハッキリ ち・が・う と言うておくことにする。
今回の選挙で、民主党だの自民党だのの政党の存在感などは「ゼロ」であった。ゼ・ロ。民主もヤル気がちっとでもあるなら、あんな元犬山市長なんて連れてくるんじゃねーんだよ、せめて大塚ぐらい連れてコイちゅうんだ。
今回の選挙は、名古屋市の政治システムがどうぶっ壊れようと、市民税減税をやり遂げると言うた河村
VS
その他
の戦いであった。党派なんて名古屋人の誰ひとりとて考慮しておりゃせんわ。バカ。だいたいそもそも河村ってのはモトモト民主党議員じゃねーか。
で、おれら名古屋人は、国政への配慮なんてキレイさっぱり無しに、投票行動に及んだ。おれらはおれらだ。いちいち国政に関連付けるんじゃねー、馬鹿マスコミ。菅首相が今後の政局に困難を極めるのはぜんぶ菅がアホウだからであって、名古屋の選挙結果なんか今更カンケーあるかいw。
今回の選挙結果からはたったひとつの事実しか出てこない。
「河村が勝った」、そんだけ。
なお、名古屋のことなんか知らんわいという方のために、30秒でわかる名古屋騒動レジュメ。
最近当選した河村市長が市民税減税の公約を実現しようとし、自らの報酬を年間800万円に縮減、おなじく、てめぇらも800万円に半減せぇと議会に迫ったところ、議会はそんなご無体なと抵抗。だったらてめぇら解散せぇと、市民運動が起き、政令指定都市では初の、議会解散のレファレンダム。河村は進退をかけて辞任。で今回の選挙は
(1)新市長は誰にするか、河村にこのまま任せるか

(3)ついでに知事選挙
(3)議会解散に賛成か反対かの住民投票
の三つとなった。以上完全に河村ペース。
知事選に出た自民党・大村は、河村ブームの尻馬に乗っただけのオッチョコチョイなので顧慮するに値しない。
ワシの投票行動をぶっちゃけ言っておくと、
・議会解散に反対票(このままの議会でヨロシイ)
・新市長に河村、知事に大村に投票
てなわけで、完全に「ねじれ投票」。わーはははは。なんでそうしたかについて、うじゃうじゃ本一冊分ぐらい書いてもかまわんが、早い話がそのほうが面白いからだwwww。
これで議会は解散、新市会議員選挙が行われることになったが、当然おれは、従前の守旧派に投じる予定である。
おれは河村という男は信頼していない。言ってることは尤もだが、現実化の構想が明らかに足りん。このままもうあと数年モメ続けよ。というのがオレの民意だ。
マスコミ馬鹿評論の見本はコレ =>
http://www.toyokeizai.net/business/column/detail/AC/fc7a196ec63157844c811c36369e75af/