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地デジ化90%の立役者は海上保安庁
うわさによれば、日本の地デジ準備率は90%程度となったそうで、まぁなんと申しますか、重畳至極と申しますか、なんとも日本でございますと申しますか。日本人はエライもんだなぁ。
さて年末の地デジ大騒動。小耳に挟んだところによりますと、最もバカ売れしたのは、話題の3D対応とかマルチチューナ搭載とかではなくて、「インタネットテレビ」なのだそうでございます。
インタネットテレビ、つまりインタネットにつなげるテレビということですが、ぶっちゃけ早い話が要するに「 YouTubeが見れるテレビ 」ということなのだと思います。それが一番売れた。
前々からテレビ各局は制作費を枯渇させており、画面に登場するのはほとんど出演料タダ同然の芸人、それがYouTubeの映像見てあだこだ言うてるだけなわけなので、ならYouTubeを直接見たほうが早いと思う視聴者が増えるのは当然。
これをダメ押ししたのは海上保安庁(爆)。テレビ各局は「 動画投稿サイトYouTubeによれば・・・」と連日連夜放送し、これがYouTubeの視聴者を一気に増やした。年末の地デジ景気を押し上げたのは海上保安庁だったと言えるでしょうかwww。
YouTube見るにはインタネット回線が必要なわけですが、もともと日本のブロードバンド普及率は世界有数。勧められるままに回線加入はしたものの、メール交換はほとんどケータイ、だったらいっそ解約するかと考えつつそれも延ばし延ばしのご家庭が多いところ、海上保安庁はブロードバンドの衰退にも歯止めをかけたということになるのでしょう。