1090
映画・ドラマの超速再生
話は違うんだけれども、ワシは、「高速再生」のできるビデオデッキは持っている。三倍速までは可能で、元の音程を保ったまま、映画・ドラマを1/3の時間で視聴できるという優れものだ。三菱製VTRだ。
さらには、音声だけなら8倍までイケるというプレイヤーを持っている。無論、音程の変化なしでだ。
かなりキワモノっぽいんだけれども、諸兄は『聴覚刺激による脳の活性化』みたいなお話をお聞き及びになったことがござろうや。きこ書房みたいなところがトクイな話題だ。
個人差はあらふと思うんだけれども、ワシには効果がぴったんこあって、最初の数秒を乗り切ればあとは全然違和感がない。数分のうちに慣れきってしまって、ドラマ・映画を一本観終えたあとは、脳みそがオーバークロック状態になってしまう。普通の速度のテレビ・映画・ドラマが阿呆らしゅうてならぬようになってしまう。問題は日常会話で、はっきり言ってコミュニケーションに円滑さを欠くようになって有害でさえある。
という体験をしたことはあるんだけれども、スロー再生というのはやったことがない。そういう機会がなかった。また、フツーはそういうニーズはないわけだわなぁ(笑)。
ところがこのSOURCENEXTのシリーズの場合、0.8倍、0.6倍の再生ができるようになっている。ニーズがあるわけだわなぁ(大笑い)。で、これはこれでにゃかにゃか面白い。
で、結論。どんだけ遅くてもわからんものはわからんw。
もう少し結論に至る過程をスロー再生で言うと、ワシが買った映画ビデオDVDは『イエスマン』というタイトルのコメディで、主人公は元々ちといい加減な会話しかしていないわけなんだけど、それでも、ここ重要⇒スロー再生すると8割がたはきちんとどの単語も発音している。ということがわかった。これはワシとしては大変な発見だ。
ワシの予測は大いに外れた。ぬぁんとあいつらは、Wの3、5,9エリアを除いては(大爆笑)、わりときちんと発音しておったのだ。
いやぁ驚いたなぁ。
もっとも、残りの2割ぐらいはやっぱり省略・結合が起きまくっていて、What do you はやっぱ Whadja としか聞こえぬが。
すぃかし。最大の問題は、どういう単語を発しているかが分かっても、やっぱその意味は分からへんというところにある(--;)。
このシリーズは、英語の字幕も見れるようになってんだけど、なんでその英語がそーゆー意味になるのか、しゃっぱり分からん。コッチは「英語耳を・・・」の問題では済まんので、より深刻な問題と言える。
てなわけで、かえって壁の厚さをしっかり知るところと相成り、悩みは深まったという次第だ。ummmm...(__;)