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くたばれ日本の放送行政
さて地デジコンテンツのHDD録画に成功したワシだ。今度はこれを、とりあえずはDVDカキコドライブしかないので、DVD化してみようと思った。なおワシはこれまでにも言うたとおり、あまりテレビコンテンツには興味がなくと言うかテレビなんか見限っていて、DVD録画などした経験はいままでに、ない。
そのワシがハードウェア的興味でもっとウキウキと近所のジャスコへ行き、DVDを一掴み買うてきた。さて録画。失敗。あらまぁ。そう言えば以前、CD-R焼き込みなどしたときも、えらい何遍も何遍も失敗して、数千円分ぐらいのディスクをパァにした経験があるなぁ。もう一度。失敗。なになに。メディアがクルクルパー規格に対応しておらんだと?なんじゃそりゃ。
で翌日。そのクルクルパー規格対応のDVDメディアってのをまた一掴み買うてきた。そういうイロイロな規格がこのシンプルな円盤のどこに隠れておるのか知らんが、とにかく買うてきた。DVD-RだのRAMだのの規格以外にそのクルクルパー規格というのがあるとは知らんかった。まぁ素直に買うてきた。
さてイソイソ録画。失敗(--;)。なんでじゃ。もう一度。また失敗(--メ)。なんだとクルクルパーじゃなくて今度はドアホ規格がなんとかだと。ナメとんのかおんどれは。
ワシは完全に頭に来た。
おれはだな。このシャックで録画した「大河ドラマGO 」をだな。階下のリビングで見たいと。ただそれだけのことじゃ。それをこのクルクルパーだのドアホだのの規格はなんで邪魔しやがるw。
であれこれ調べてみたところによると、これらのバカヤローな規格と言うかコピー制限機能は、どうも名目上はコンテンツ著作権の違法コピーを排除する狙いであると。
ぬぁんだとぉお?
デジタルコンテンツは何度コピーしても画質音質の劣化がないのがメリットでもあるはず。それを、合法コピーさえこれだけ制限しては、おれら消費者側がメディアのデジタル化で受ける恩恵は、全くありゃせんではないか。どーなっとるんだ。誰がこんな世の中を作った(--メ)。
う~む。ということで調べてみると、これらのテレビコンテンツ・映像機器の管理をする存在として、B-CAS社というのがあるわけだが。Wikipediaによると
「2000年2月22日、株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS社)が、BSデジタル放送用の限定受信システムを運用管理維持することを目的として設立された。日本放送協会(NHK)などBSデジタルテレビ事業者の他に、東芝、パナソニック、日立製作所、NTT東日本が出資している。」
とある。あの『B-CASカード』というビンボ臭いカードを発行しているその元締めの「会社」だ。
ここで話は変わる。
ある日、放送行政の元締めの元締めの総務組組長が、デジ祭りを仕切るに当たってテキ屋連中を呼びつけ、
おんどれら、今後は市民の皆さまに楽しいデジ祭を楽しんでいただくため、てめぇらの露天で売る食い物には全部『TSSS証』を付けて売れ。TSSS証ってなんだって?健康証明だ。これを付けずに売ってはいかん。お客様にも同じJARRRL健康証を持ってもらう。証明書どうしチェックせずに売ると違法だ指の2~3本も詰めてもらおうかい。健康のためだわかったか。返事は要らんおまえらに嫌も応もない選択権はないのじゃ許認可業者めらが。なお証明証は一枚2000円です。よろしこ。証明書発行団体はおまえら作れ。役員はウチの組員を天下りさせる。毎年1000万枚は売れよ。年収200億円じゃあがーはははは。
と言うたとしよう。
言うたことにするだけで話は元に戻るw。だいたいそもそも健康の維持だの著作権の保護だのという言い分が怪しい。著作権者団体はこのTSSS証だのJARRRRL証だのの売上の一部を餌に、思いっきり著作権の主張をさせられているらすいので笑える。馬鹿が。さもしすぎる。
著作物の鑑賞者というのは、その99%が善き人であり、コンテンツに対して正当な、場合によっては高額すぎる対価を支払っている。その良き意思を、たった1%あるかないかの無法者を排除せんがために踏みにじろうとしている。これは、今のデジ・コンテンツに対して設けている過剰な制限のことを言うておるのだ。
違法コピーをするヤツもカスだが、ここまで不便な映像機器・コンテンツを市場に送り出す著作権者側・メディア側も大馬鹿野郎である。出て来い責任者。
B-CASなどというタワケたシステムを置いているのは、このバカ国家・日本だけだ。
ということはコレで、この路線を敷いたのが総務省の阿呆官僚どもだということがわかるであらふ。
それをだな。
おれら日本の消費者も、「著作権者さんの利益にもそりゃ配慮しないといけませんから」なんて分かったふうなクチをきいてんじゃねーちゅうんだ。民放だってタダでやってんじゃねぇおれら消費者様が一方的に負担させられている商品価格のうちの広告費というカタチできちんと負担させられている。その額は月あたり1000円のNHKの数倍だぁばっきゃろ。
だいたいだな。著作権団体も既存権利の主張ばっか言うてんじゃなくて、ちっとはアタマを使えちうんだ。コピーされたらオシマイだという著作物ってのは、ナンボのもんじゃ。AKB48を見てみろ、あそこは一人一人にそれぞれ同じCDを数枚、場合によっては数十枚ずつ売っていると聞く。コピーに意味がないコンテンツを持っているという点で、完全にあの女子高生らは上を行っておるわけだ。女子高生に笑われてるぞ>著作権団体。
てか、ホンモノを生み出すチカラのあるホンモノの著作者は、違法コピーなんて歯牙にもかけておらんと思う。んなもんに関わってるヒマがあるなら、合法コピーで何度も何度も著作物を味わってくれる鑑賞者のために、次の著作物を生み出す努力をする。
てなわけで、中途半端な著作権団体とタカリ国家構造がこのデジ・コンテンツ制限を生み出し、なんでもおkおkと言う日本人消費者がこの構造を支えているのであ~る。
ばっきゃろDVD4枚返せ。