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すまほ考現学

なにをイマサラと思われる方もおらりょーけれども、えっそうなのかと思われる方もおらりょーから、書く。
念のために言うけれども、写真はすまほ。物理的なボタン(スイッチ)は、最下部の小さい円の、これとて光学式スマートボールだが、それしかない。あとは全部、スクリーン上の画像。スイッチを切れば、この部分と最上部のロゴhtd以外は真っ黒けになる。
ものすげー表現力だ、なんなんだこれは。
若ぇヤツらが地下鉄なんかでケータイばっかりじーっと見ている姿を、阿呆ちゃうかと思っていたワシだが、つまりはこういうことだったらしい。これは確かに見入る。
ひさしぶりにヘッドフォン(イアフォン)でFMを聴いた。大学生のころを思い出した。
音質もイケているのだ。聞き入る。たまたま最初に聞いたのがWhitney Houston の I Will Always Love Youだったんだけど、あたしゃ死にました。
なんなんだ。どこにチューナが入ってるんだσ(^。^)バキ☆\”(^。^)。なんでこんなもんが出来るんだ。
ということで、すまほに関する本を三冊ばかり購入。そのうちの一冊が、ワシの求めるところをきっちり書いてくれていた。すまほの背景すなわちケータイの発展史がまぁまぁしっかり書かれていた。
これによると、すまほの機能ってのはすでにケータイでほぼ全部実現されていたのだという。日本の携帯電話メーカはすでに着想としては全部消化していて、とくにZaurus,Wilcomあたりはスマホよりも更に先行した機能も現実化させていたらしい。
んじゃなんでスマホになって一気に火が着いた(着く)かということになるが、このあたりについては、ワシは私見としても書くだけの知識がない。なにしろケータイ各社の名前もよう知らん。
ぱっと見たところではデザインの先進性を指摘したくなるわけなんだけれども、どうなんだろうなぁ。ヒューマンインターフェースの飛躍的進歩、と言いたい気がしないでもない。
いずれにしても確実に言えそうなのは、2011年はIT革命史の中でも時代を画するとんでもねー年になりそうだということだ。カギはLINUX,、すまほ、んで地デジ。
なにしろ先刻など、まだ起きているのかとMesaからの声がケータイ(すまほのスカイプ)から聞こえた。